【沖縄セルラー電話】2020年4-6月決算 増収増益 19期連続増配 株価はどうなる?

沖縄セルラー電話はKDDIと沖縄経済界の共同出資で設立された携帯サービス会社です。端末はKDDIと同一でロゴも「au」を使用しています。

また、本土のKDDIとは異なり、2010年に沖縄通信ネットワークを子会社化して移動通信業と固定通信事業(FTTH)の両者を提供する企業となっています。

地元資本での設立ということもあり、地元民からの人気は高く沖縄県内でのシェアは約50%とかなり高い割合となっています。

7/29に4-6月の決算が発表されました。この記事では

  • 沖縄セルラーの今期業績は過去と比較してどうなったか?
  • 配当金の推移は?
  • 今後の投資方針

について、具体的に整理します!

沖縄セルラー2020年4-6月決算

始めに、3ヶ月決算の推移と1Qの決算サマリを見てみましょう。

出典: 株探
  • 営業収益は前年同期比+2.5%で約170億円
  • 営業利益は前年同期比+4.2%で約37億円
  • 当期純利益は前年同期比+4.1%で約26億円

新型コロナ影響のなか、営業収益、利益ともに過去最高を更新する好決算でした。

また、モバイル、FTTH、ライフデザインの各事業進捗率も1Q段階にして好調となっています。

営業利益の増減要因

では、なぜ営業利益が伸びているのかを見ていきましょう。

沖縄セルラーの営業利益増加は非常に健全であるというのが今回着目すべきポイントです。要点は以下の通りです。

  • 営業収益全体では4億1700万円の増加
  • 営業収益のうち、端末販売収入の減少は▲1億2200万円にとどまる
  • 電気通信事業収益は5億3900万円の増加

総合収支を見ると、コロナ影響による端末販売収入の減少は軽微である一方で電気通信事業収益の増加から営業収益が拡大しています。また営業関連コストカットも軽微な状態と判断できます。

比較としてNTTドコモの営業収益増加要因を検討してみると、営業収益▲611億円の赤字に対して、営業費用630億円の大幅なコストカットを実施することで、18億円の増益としています。

すなわち、同業種間でも現状の収益性の高さは沖縄セルラーの方が優秀と判断できます。

2020年度業績予想

今回決算は増収増益であった沖縄セルラーですが、通期の業績予想はどうでしょうか?要点は以下の通りです。

  • 営業収益の通期予想は前年度比+1949億円見込み
  • 営業利益の通期予想は前年度ひ+34億円見込み

通期予想に対して進捗率は順調と言えます。なお、この通期業績予想はコロナ影響は考慮していない点は注意が必要です。

また、その他の経営方針として、2020年10月1日にUQモバイル沖縄の吸収合併を検討しています。目的としては

  • 営業体制・販売チャンネルの再編および統合
  • 需要家のニーズにあったサービス提供
  • 事業効率化

元々UQモバイル沖縄は沖縄セルラーの100%子会社でしたが、体制・競争力強化の意味で吸収合併となりました。

この合併により、さらに強固な営業体制と事業運営効率化が図れることから、業績の向上が期待できます。

配当金の推移

今期の配当金予想は154円となっています。配当金はなんと19期連続増配で高配当株投資家には嬉しい限りですね。配当利回りは約3.7%とまずまずの水準ですね。

また、現状の配当性向も40%ですので、まだ健全な状態と言えます。

今後の投資判断

業績安定で配当性向を低く保ちながら高配当な銘柄は、印象としてはかなり良いものです。

投資タイミングはいつでしょうか?日足チャートから見てみましょう。

沖縄セルラーの株価は5月初旬にコロナショックから回復後は3ヶ月以上上にも下にも変動しないヨコヨコの状態が続いています。

チャートからは短期的に買うポイントは見られないので、長期的に少しずつ所有株を増やしていくスタイルが適していると考えられます。

まとめ

今回の記事では、「沖縄セルラーの業績推移」「配当金の状況」「投資判断」について整理しました。結論としては

  • 業績は増収増益。かつ無理なコストカットを実施していない点が好印象
  • 配当利回りは約3.7%と高水準。また配当性向も40.1%と低い
  • 株価は一定価格でヨコヨコに推移。短期の押し目は現状ではなし

です。くれぐれも投資は自己責任で!

それではまた次の記事で。

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